苦味：●●
酸味：●●●●
コク：●●●●
香り：●●●●
グリーンアップル、キャラメル、ピーカンナッツ

国：エルサルバドル共和国
地域：アパネカ-イラマテペク地域　ソンソナテ県　ナウイサルコ
生産者：フェルナンド・リマ
農園：ラス・ヌーベス
標高：1,755 m
農園面積：40 ha
品種：ブルボン
生産処理：アナエロビック（嫌気性発酵） / ウォッシュト / アフリカンベッドで乾燥
収穫時期：3月
お取引開始年：2003年

＜本銘柄の生産処理について＞
・熟したコーヒーチェリーを収穫します。
・コーヒーチェリーを、麻袋と重ねたグレインプロ（ポリエチレン素材の穀物専用ビニール袋）の中に入れて、24時間置いておきます。（これは、コーヒーの種子がミュシレージ（種子を覆っている粘液質）と触れている時間を作るためのプロセスです。）
・果肉を除去します。
・コーヒー豆をサイロ状の小さなタンクに入れ、空気のない状態で72時間置いておきます。
・その後、二度の水洗工程を経て、最後に、アフリカンベッドで18日間ほど乾燥させます。


エルサルバドル ラス・ヌーベス農園（フェルナンド・リマさん）
Las Nubes Farm (El Salvador / Fernando Lima)
ラス・ヌーベス農園は、エルサルバドル西部にあるサンタ・アナ火山の尾根に位置し、1930年代からコーヒー栽培を続けている歴史ある農園です。サンタ・アナ火山は2006年に突然噴火しました。当時は火山灰が降って木々を覆ったため、生育に日照時間が不足するなど、コーヒー栽培にも深刻な影響を与えました。しかし、その後、火山灰に含まれる豊富なミネラル分のおかげで土壌が非常に肥沃になり、現在では高品質なコーヒーを生み出す土地となっています。
この農園は、国際的なコーヒー品評会であるカップ・オブ・エクセレンス（COE）で何度も入賞経験があります。農園主のフェルナンド・リマさんは、ラス・ヌーベス農園以外にも複数の農園を経営し、高品質コーヒーの生産に熱心に取り組んでいます。
フェルナンドさんと丸山珈琲とのご縁は、2003年に開催された第1回エルサルバドルCOEで彼のコーヒーを落札したことがきっかけで始まりました。フェルナンドさんは、多くの生産者の中でも、当社が最も長く信頼関係を築いている生産者の一人です。

スペシャルティコーヒーは、豊かな香りと奥深い味で多くのコーヒー愛好家に愛されています。
その多様な風味を楽しむには多くの選択肢があり、豆の種類や焙煎度合、抽出方法、使用する器具などによってもコーヒーの味わいが大きく変わります。
ぜひ自分だけの特別な一杯を見つけて至福のひとときをお楽しみください。

買付 | 産地を巡り、生産者との信頼関係を築きあげる

丸山珈琲で扱うコーヒー豆は、代表の丸山健太郎をはじめとしたバイヤーが生産地に赴き、現地で直接買い付けを行っています。良質な豆を買い付けるためには、生産者とのコミュニケーションが最も大切。中長期のレンジで生産者とお付き合いをしています。

こうすることで生産者も安心して栽培に取り組むことができ、おいしいコーヒーを作るモチベーションの向上と品質の維持ができます。また生産者の生活水準の向上にもつながります。丸山珈琲のバイヤーはこの買い付けのために、1年の半分近くをコーヒー生産国で過ごし、現地生産者との信頼関係を築き上げています。

焙煎 | 焙煎コーヒーの声を聞く　素材の持ち味を生かす独自の焙煎技術

丸山珈琲では、産地から直接買い付けたコーヒー生豆の持つ本来の風味を最大限に引き出すことを大切にしています。
生豆は約200度で加熱され、その過程で内部成分が変化し、独特の味と香りが生まれます。当店のロースターは酸味と香りのバランスを考慮しながら、それぞれの豆に最適な焼き方を選んでいます。同じ豆でも、ロースターによって味わいが異なるのは、その腕によるものです。

焙煎工場にはアメリカ製「ローリング・スマートロースター」を導入。豆の特性を存分に活かし、味の再現性に優れたマシンです。丸山珈琲からお客さまにお届けするコーヒーは、すべてこの高度な技術を持つロースターによって丁寧に焙煎されたものであり、厳しい品質管理をクリアした製品だけが選ばれます。
丸山珈琲の「味」が保証された商品のみが、最高品質の商品のみとなっています。