2017年4月29日

JSC2017 優勝 矢橋サイフォニストより皆さまへ

皆さまこんにちは。

先日行われたジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ(JSC)2017において優勝した矢橋サイフォニストより、ご声援いただいた皆さまへのお礼のメッセージが届きましたので、ご紹介させていただきます。


みなさまこんにちは。西麻布店の矢橋です。

先日4月19日に行われました「ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ2017」の決勝大会において無事優勝することができました。

矢橋サイフォニストweb1

たくさんの方からご声援・お祝いのお言葉をいただきました。誠にありがとうございます。

今回、2回目の挑戦でこのような素晴らしい結果が残せたのは本当に多くの方のご支援のおかげです。

とてもありきたりな言葉かもしれませんが、トロフィーを受け取った瞬間にそう感じました。

辛い事もありましたが、その度に会社の先輩や店舗スタッフ、焙煎・パッキングチームから励ましの言葉をもらい、そして長野店・MIDORI長野店で働いていた時の常連のお客様から「大会観に行きます」と温かいお言葉をいただけ、人生の中でとても幸せな期間でもありました。

チャンピオンというタイトルだけでなく、チームの繋がり、人の温かさやいかに自分が恵まれた環境にいるかなど大切なものを学ばさせていただいたと感じます。

本当に、ありがとうございました。

 

 

今回の競技のテーマは

「 わかりやすく、シンプルに 」

 でした。

矢橋サイフォニストweb3スペシャルティコーヒーは、以前にも増してめまぐるしく発展しています。

私たちバリスタですらついていくのがやっとなほど、今までに無い新しい生産処理や新しい品種がたくさんあります。

また、抽出器具も数多く存在し同じ器具をとっても、バリスタの工夫や追求でオリジナルな淹れ方もたくさんあります。 

しかし、肝心な飲み手であるお客様から「複雑過ぎて、よくわからない」と言われてしまった時に私は思いました。

複雑で分かりにくければ、生産者の努力もスペシャルティコーヒーの魅力も何も伝わらないのです。

生産者とお客様を繋ぐ立場にある私たちの使命は、ただ美味しいコーヒーを淹れるだけではダメなのです。

複雑化した中から、わかりやすくシンプルに提案することこそ、お客様の美味しさの期待を高める重要な鍵となるのです。

 

 上記の思いは、実際に競技のイントロで語ったものです。

 

矢橋サイフォニストweb2

この場面を練習する度に生産者の顔が浮かび、思わず涙が出そうになるほど重要なメッセージでした。

生産者の努力により幅広く、とても繊細な味の違いの新しい個性が生まれる中、スペシャルティコーヒーのことがまだよく分からないお客様はまだまだたくさんいらっしゃいます。

普段接客して感じていた生産者とお客様との「コーヒー知識の格差」がどんどん広まっているこの問題点を取り上げました。

 

今回使用した

「ガリード ゲイシャ ママ・カタ エル・アレナル」

というコーヒーは、スペシャルティコーヒーを初めて飲む方も、ゲイシャを飲み慣れた方でもその圧倒的な華やかさに驚く、そんな一杯でした。

私はこのコーヒーを飲んでいただくことをきっかけに、スペシャルティコーヒーの魅力や個性を味わう楽しさを知ってもらいたかったのです。

 

10月には台湾にて、世界大会が控えています。

まだまだ未熟ではございますが、さらなる飛躍ができるよう精進してまいります。

 

これからも皆さまのご声援・ご支援のほど何卒宜しくお願いいたします。