2016年4月19日

25周年アニバーサリーブレンドのご紹介 その3

皆さまこんにちは。
丸山珈琲広報です。

 

前回、前々回と、「25周年アニバーサリーブレンド」完成までの経緯をお話させていただきまいたが、いよいよ今回は、選考会の模様をお伝えさせていただきます!

 

4月某日、小諸工場に、丸山珈琲と同じ年を重ねた25歳のスタッフの代表者3名が集まりました。

(→前回のブログ:「25周年アニバーサリーブレンドのご紹介 その2」参照

 

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“自分で考案、作成したブレンドを、会社の代表に飲んでもらう”という、社内でもかなり稀な機会を迎え、異様な雰囲気に包まれる若者たち。

 

 

 

 

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そんな彼らを横目に、丸山は淡々とカッピングを始めます。

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それぞれを口に含み、何やら熱心にメモをとる、その一連の動作が何度も繰り返され、「わかりました」と一言。

 ここではそれ以上は何も語らず、プレゼンの会場へ場所を移しました。

 

 

 

 

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テーブルを丸山と3名が囲み、いよいよそれぞれのプレゼンが始まります。

 

 

 

 

宮澤さん

緊張のプレゼン一人目は、MIDORI長野店所属:宮澤さん

ブレンド名:『グロリオーサ』

「25周年、25歳とは?と考えると、成熟してはきたけど、まだフレッシュさもあり、若さを武器に勝負ができるときなのではないかと思いました。また、仕事や恋愛など、これからの人生を左右するような悩みも出てくる時かと。

でも、保守的にならずに、チャレンジし続ける姿勢が、丸山珈琲の25周年と25歳の自分と重なるような気がしています。

それをどう味で表現するかを考えたとき、「甘さ」に特化し、まず最初の一口目はミルクチョコのようなやさしい甘さを感じ、時間が経つにつれ、ビター感が増した甘さを感じるような味わいに仕上げました。その甘さの変化と、25歳の”若さ→成熟”の変化を重ねています。

また、『グロリオーサ』という名前は、花の名前ですが、「栄光の未来」という花言葉を持ち、上を向いて咲く赤い花です。コンセプトにぴったりですし、25周年に花を添えられると思いました。」

 

続いて二人目は、東京地区3名の代表者、西麻布店所属:檜垣さん

ブレンド名:『一期一会』

「誰もが、たくさんの一期一会があって、ここまできたのだと思います。そんな”出会い”に感謝、フォーカスし、「コーヒーとの出会い」、「人との出会い」のきっかけが、このブレンドだったら嬉しいなと思って創りました。

檜垣さん

口あたりはやさしく、すっきりとした仕上がりにし、冷めるにつれて、華やかな酸味を感じられるように工夫をしました。その変化で、出会いを表現しています。

お客様とコーヒー、そして生産者をつなぐ架け橋となるようなブレンドになればいいなという思いも込めています。」

 

長崎さん

最後、三人目は、小諸店所属:長崎さん

ブレンド名:『マイルストーン』

「自分自身、もう25歳というより、まだ25歳と感じています。丸山珈琲の25周年も、通過点に過ぎず、まだまだスペシャルティコーヒーを探求する旅は終わりません。これまで歩んできた道のりと、これからの繁栄、明るい未来を繋ぐ「マイルストーン」となるブレンドを創りました。

(※マイルストーン:①道しるべ、通過点 ②(歴史・人生などの)画期的な出来事、重要な時点)

また、自分の同世代にはコーヒー好きがあまりいないので、興味をもってもらえるようなブレンドにしたいと思い、そのために奥行きや質感、味のまとまりがバランスよく感じられるものに仕上げました。」

 

 

 コンペ

丸山は、それぞれのブレンドに懸けた情熱に耳を傾け、渾身のコーヒーを口にし、小さくうなづきます。

一人ひとりのプレゼン中はもちろん、それぞれのプレゼンの間にも口を挟まず、ひたすらプレゼンに聞き入ります。

 

 

 

全てのプレゼンを聞き終え、丸山から発せられた言葉は「3つとも採用!」という、誰も想像していない結果でした。

 思わず頬が緩む3名、自然と周囲からも拍手が起こります。

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「3つとも個性的で大変素晴らしく、丸山珈琲にはなかった味。創ろうと思って創れるブレンドじゃない。コンセプトもしっかりしていて、丸山珈琲の商品として、お客様のニーズに応えることができる。」と、これ以上ないほどのお褒めの言葉が。

これには彼らも、嬉しさを超越し、感極まった表情で、丸山の顔を見つめていました。

 

 

しかし、喜んでいられるのもつかの間、自分が創ったブレンドを会社の商品として販売するということは、当然ですが、簡単なことではないのです。

“それぞれのファーストネームをブレンド名に加えること”の提案が丸山からあり、緩んでいた頬がまたみるみる硬直する3名。やり遂げた挑戦の大きさを改めて実感したことでしょう。

自分の名前がついた以上、たくさんの方に飲んでほしいという思いもさらに強くなります。

『商品をお客様に購入して飲んでいただく』、その日常になっている光景がどれだけ特別で、有難いことかを今一度感じさせられた3名。

 

プレゼンの中で、全員が語った中に、「まだ25歳」「周りに感謝」というキーワードがありました。この大きなプレッシャーを乗り越えた彼らは、ひとつの商品を創ることの難しさとともに、たくさんの支えがあって今があること、そして、何よりその先にお客様がいてくださることを改めて感じることができたようです。

「まだまだここからの25歳」。自分たちで創りあげたアニバーサリーブレンドとともに、25歳の若者たちは新たな出発を迎えました。

 

こうして、25歳のスタッフたちの情熱や想いと丸山の期待がたくさん詰まったアニバーサリーブレンドが、めでたく誕生いたしました。4月25日から販売させていただきますので、彼らに思いを馳せながら、ぜひ飲んでいただきたいと思います。どうぞお楽しみに!

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