2015年6月1日

プレスリリース:ブレンド歴史、新ブレンド及び価格改定銘柄に関して【6/1】

お客様 各位 
 
いつも丸山珈琲をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
 
 代表取締役社長の丸山より、これまでのブレンドの背景や7月1日販売開始予定の新ブレンドのコンセプト、価格改定の有無について発表させていただきたく存じます。
 お客様には事情ご賢察の上、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
より一層の品質・サービスの向上に取り組んでまいりますので、今後とも丸山珈琲をご愛顧賜りますよう重ねてお願い申し上げます。  
 
丸山珈琲のブレンド歴史と新ブレンドについて  
 
●定番ブレンドの歴史
丸山珈琲では1991年に開業以来ブレンドコーヒーを提供させていただいてまいりました。私が初めて創ったのは「丸山珈琲のブレンド」です。これは当時、使用していたコロンビア、ブラジル、タンザニアの3種の豆を深煎りにしブレンドしたもので、配合は時を経て変化してきましたが発売から現在にいたるまで丸山珈琲のベストセラーであり続けています。
丸山珈琲のブレンドとともに作ったブレンドに「浅煎り」と「ハイブレンド」がありました。「浅煎り」は読んで字のごとく浅煎りのブレンド、「ハイブレンド」は中煎りのブラジルと浅煎りのタンザニアで作ったブレンドです。これらは「丸山珈琲のブレンド」では苦すぎる、濃すぎるという方に向け作ったブレンドです。その後、「ハイブレンド」より少し浅い味わいのブレンドが欲しいという卸先の喫茶店マスターの要望により創り、一般のお客様にも販売するようになったのが「クリヤーブレンド」でした。
 
 そして、2000年に転機が訪れます。スペシャルティコーヒーとの出会いでした。欠点チェックというよりは、豆のポジティブな特性を評価することで見出されたスペシャルティコーヒーは丸山珈琲の焙煎、ブレンドの方向性を大きく変化させました。コーヒー豆の特徴を表現したくなり、焙煎は90年代のものより浅めになりました。その気持ちは焙煎機にもむかい、ドイツ製の焙煎機を入手し、味わいも大きく変わりました。2002年からは本格的に産地に出かけるようになり、直接買い付ける量も多くなりました。どんどんと素晴らしい豆が入手できるようになり、もっともっとたくさんの方にスペシャルティコーヒーを飲んでいただきたいという気持ちが大きくなり、ブレンドの数を増やしました。
 
「浅煎り」は「さわやかブレンド」と名前を変え、「マイルドスペシャル」、「深煎りマイルド」及び「クイーンブレンド」を新たに創りました。 
 
      • ここで定番ブレンドは
      • ・さわやかブレンド
      • ・マイルドスペシャル
      • ・クリヤーブレンド
      • ・クイーンブレンド
      • ・ハイブレンド
      • ・深煎りマイルド
      • ・丸山珈琲のブレンド

の7種類になったのです。(エスプレッソブレンドは除く)

定番ブレンド以外にも季節のブレンドも始まりました。2005年から四季に合わせ3種類のブレンドを発売し続けています。また、店舗ごとのオリジナルブレンドも増え、8店舗で今や10種類のブレンドがあります。 

少しブレンドが増えすぎてしまったのではないかという反省があります。また、2000年当時と比べると技術的に成長してきたと思っております。その中で定番のブレンドの統廃合の実施を決定いたしました。発表が延期になってしまったことは途中で何度か開発の方針を変更しなければならなかったからです。

 

●新ブレンドのラインアップと味の特徴

 <7月1日からの定番ブレンド>

  • ・深煎り「丸山珈琲のブレンド」
  • ・浅煎り「ドゥルセ」
  • ・中煎り「セロ」
  • ・中深煎り「クレモーソ」
  • ・モカブレンド「茜すみれ」

の5種類です。(エスプレッソブレンドは除く) 

以前と同じように、焙煎度合いによるラインアップを残しました。やはり、焙煎度合いはお客様が自分の好みを把握する上でかなり重要な要素と考えております。 

深煎りの「丸山珈琲のブレンド」
「丸山珈琲のブレンド」は基本的に今までとは変わりがありません。中深煎りで感じたチョコレート感はさらに深まり、スパイスやドライフルーツなども感じられます。 
 
浅煎りの「ドゥルセ」
「ドゥルセ」(dulce)はスペイン語で「甘い」という意味で、浅煎りの特徴である甘みが感じられるようなブレンドに仕上げました。クリヤーで甘みをともなった爽やかな味わいです。「さわやかブレンド」と「クリヤーブレンド」と近い味です。 
 
中煎りの「セロ」
「セロ」(zero)はスペイン語でゼロという意味です。ここが基準点の「ゼロ」という意味です。セロを飲んでいただき、これを基準にもっと深く、またはもっと浅くというお話をすることができる基準の焙煎度合いです。スペシャルティコーヒーで感じることのできる爽やかさと質感の両方を持ち合せたバランスの良い味わいです。「ハイブレンド」や「マイルドスペシャル」を飲まれていた方にお勧めです。
 
中深煎りの「クレモーソ」
「クレモーソ」(cremoso)はスペイン語でクリーミーという意味です。焙煎が中深煎りにまで入ってくるとしっかりとした質感、クリーミーさを感じることができるようになるものです。チョコレートやキャラメルを思わせるフレーバーも感じられ、酸は目立たなくなっています。「深煎りマイルド」が好きだった方に飲んでいただきたいです。
 
モカブレンドの「茜すみれ」

丸山珈琲では長年に渡りクイーンブレンドをモカブレンドとしてご愛顧頂いて参りました。また2005年より春のブレンドとして「茜すみれ」を発売開始しましたが、「茜すみれ」は内容的にはモカブレンドです。今回のブレンドの統廃合に当たって、「茜すみれ」の方が、モカブレンドとしての完成度も高く、エチオピアらしい華やかな味わいを楽しんで頂けると判断し、クイーンブレンドを廃止し「茜すみれ」を定番ブレンドとして残す事にいたしました。 

 
 ブレンドに使用する豆は、理想は1年を通して同じ豆で同じ配合というものです。しかし、直接買付けが100%の丸山珈琲では一年中各銘柄の在庫を切らさないことは難しいです。そのため、その時々の手持ちの豆でブレンド内容を常時見直しています。上記のような各ブレンドのプロファイル(味の特徴)が再現されるようにブレンド内容を更新していくことは、テイスティングを繰り返し続けていく大変な作業ですが、そこが腕の見せ所でありながらお客様への約束でもありますのでこれからも精進していきたいと思います。 
 
皆さま、新しいブレンドをどうぞよろしくお願いいたします。
  • 株式会社 丸山珈琲
  • 代表取締役 丸山健太郎

 

 

 

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